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福岡/山本

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2023/12/4
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創業融資のヒカク

日本政策金融公庫と制度融資はどちらも新規開業者向けの融資です。
どちらも低利融資ですが、その内容は日本政策金融公庫と制度融資では異なっています。
ここでは、両者の創業融資の違いを明確にし、どちらから融資を受けた方が得なのかを検証します。

1.融資限度額での比較 日本政策金融公庫・・・融資限度額は3000万円 (うち運転資金は1500万円まで)
制度融資 ・・・開業前の上限額は1000万円以内
・・・開業後の上限額は2500万以内

【判定】 2014年4月に融資限度額が3000万にアップした日本政策金融公庫の方が有利かも・・・。

2.自己資金での比較日本政策金融公庫・・・総資金の10分の1以上
※限度額いっぱいの3000万円の融資を受けるには、330万円以上の自己資金を準備する必要あり。

制度融資・・・制度融資は自己資金に関する要件はなし。

【判定】 総資金の10分の1の自己資金を準備しなければならない点から、
日本政策金融公庫の方が若干不利に思えます。

しかし法人での新規開業を考えている方にとっては、日本政策金融公庫にメリットがあります。
それは連帯保証に関する比較です。
制度融資を受ける法人の場合には、代表者は必ず連帯保証となる必要があるのに対し、
金融公庫の場合は連帯保証人が不要です。(※個人事業者は連帯保証人不要です。)

*ただし金融公庫の場合、保証人は「原則」不要ですが、融資金額や自己資金に応じて
 保証人を求められます。700万円以上の融資申込で、公庫から無保証で融資が実行された
 ケースはありません。無保証で申請しても、保証を付けることが融資実行の条件とされています。

3.申込み期間での比較日本政策金融公庫・・・開業前または開業後の税務申告を2期終えるまで

制度融資・・・開業前または開業後5年まで

【判定】制度融資の方が、申し込みできる期間が長く有利です。
両者の違いは、日本政策金融公庫が決算期を基準に考えているのに対し、
制度融資では年数を基準にしている点です。

4.返済期間での比較日本政策金融公庫
・・・設備資金15年以内  <うち返済据置期間2年以内>
・・・運転資金5年以内(特に必要な場合は7年以内)  <うち返済据置期間1年以内>

制度融資
・・・設備資金10年以内→据置期間1年以内
・・・運転資金7年以内→据置期間1年以内

【判定】 返済期間の長さで比較すると、設備資金は金融公庫、運転資金は制度融資に軍配が上がります。
据置期間とは、利子のみを返済する機関であり、開業者にとっては負担が軽くなるのでありがたい制度です。

5.金利での比較日本政策金融公庫・・・年率4%以下 (0.4〜3.3%)

制度融資・・・年率2%前後

【判定】 公庫の方が金利が高いです。保証の有無や条件によって金利は変わります

しかし制度融資の場合、信用保証協会の保証手数料が別にかかります。 金利と保証料を合わせると、結局、元本以外で毎月負担する支払は大体同じく金額になります。

6.借りやすさ日本政策金融公庫・・・制度融資(信用保証協会)と比べて、融資審査は厳しいようです。
  申し込みの半数以上が落とされているという噂もあります。
  自己資金や社長の経歴が不足していると、融資を得るのはかなり難しくなります。

制度融資・・・金融公庫で融資がおりなかった方でも、その後、信用保証協会へ申し込んだら
   融資が実行されたという方がたくさんいます。
   自己資金があって、申込を受け付けてもらえれば、かなりの高い確率で融資が受けられるようです。

【判定】 確実にしかも早く融資を受けたい場合は、公庫よりも信用保証協会へ申請することをお勧めします。



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